うつってどんな症状?わたしのうつ体験談

うつ

こんにちは。ぷよよです。
今回は、自身の精神疾患の症状でもある「うつ」がどんなものなのか、
体験談をもとに、話していこうと思います。

「うつ」の一般的イメージ

最近テレビやベストセラーの本でも取り上げられる症状「うつ」。
マイナス思考や、不安感などが、簡単なイメージなのかなと思います。

暗い気持ちになったり、気力が出ず動けなくなったり…。
「まじめな人がなる」「可愛そう」といったふうな意見もよく聞きます。

また、「うつなんて甘えだ」「怠けてるだけ」「努力が足りない」といった厳しい意見も耳にすることがありますね。

私も当事者になるまでは他人事で、「心の風邪」なんてイメージを信じ切っていました。

うつは「心の風邪」なんてもんじゃない!

「うつ」の蓋を開けてみると、「風邪」どころじゃない!
もっと厄介なものであり、十年単位でずっと付き合っていかなければならないものなのです。
経験者は「心のがん」と例える人もいますね。
でも私はどれにも例えられない独特のものだと思っています。

長い時間、酷い落ち込みや自分を追い詰めるマイナス思考
自殺まで考えて実行してしまったり…
身体的にも動けなくなったりもします。
日常の生活が今まで通り送れなくなってしまうのです。

人によって差はありますが、何十年経ってもずっと布団の上で自分を追い詰め続けている人もいます。

体は五体満足なのに何も出来なくなった自分に絶望し続ける。
体を動かす気力も出すことができない…
生き地獄といっても過言ではないかもしれません。

わたしの「うつ」との出会い

では、私の場合の「うつ」の話をしていこうと思います。

私がうつの症状に出会ったのは2013年、高校3年生の晩春でした。
それまでなんともなく生活を遅れたはずなのに、
なぜか酷く悲しくなり、死にたいなどと強く思うようになっていったのです。

よく「うつ」は真面目でやさしい人がなると言うような、
「うつ」をポジティブに思うような意見もありますが、要因はそれだけじゃないと思います。

今思えば高校で相当尖っていた私でした。

周囲との意見や考え方の相違、様々な点での周囲とのギャップの大きさ
それによる衝突も原因の一つだったのではと思います。

自分と社会のギャップがうつを呼ぶ?

自分の信念を強く持ち、抱えているプロジェクトにもがむしゃらに取り組んでいた私。
周りに友達はおらず、目の前のことに夢中で取り組むことにやりがいを感じていました。

しかし、やはり学校も人間社会です。
そこにはそこのコミュニティーがあるわけで…
出る杭は打たれる」「郷に入れば郷に従え」という言葉があるように、
私を気に入らない輩も出てくるわけです。

プロジェクトや勉強に夢中で、そのときはあまり気にしなかったですが、
軽いいじめ冷やかし悪口なども、確実に私を傷つけ、うつへの階段を登らせたんだなと思います。

うつは突然やってくる

それまで強く自分を持っていた私。
何を言われても、されたとしても他のすべきことに夢中で気にしませんでした。

しかし、小さな積み重ねは突然爆発しました。

自分が悪い」「死にたい」「消えてしまいたい

頭の中がそれで一杯になってしまいました。
また、食欲も無くなり、何を食べても味を感じないようになっていきました。

車の走る音や、木のさやめきは私を
「やくたたず」「能無し」
などと煽るように聞こえ、全てのものが私を攻め立てるような感覚に苛まれました。

関連付けとフラッシュバック

学校生活の中で発症した「うつ」。
これまで大好きだった学校や勉強に関する全てのものと向き合えなくなりました。

テレビも漫画も本も、「学校」や「勉強」を連想させるものも全て、酷く感情が揺さぶられる原因となるのです。

担当したプロジェクトの成功も、夢で憧れだった研究者も、もうなれない。
自分が動けない間にも他人の時間はどんどん進んでゆく…

それから覚えているのは、動けずに布団で見上げた天井の木目と、自分に絶望し叫び声をあげつづける日々でしょうか。

病院とセカンドオピニオン

それから私は親にメンタルヘルスの病院に連れて行ってもらいました。
1人目の医者は私を「燃え尽き症候群」といい、薬も何も出さず。
おかしいと思い、2人目の医者に通うと、「うつ病」としてやっと薬を処方されることとなります。

「うつ」といった可視化できない症状。
人によってその症状も千差万別なのが、この精神疾患の難しいところ。

ほどなくして私は感情の上下が激しくなり、自殺未遂突飛な行動が目立つようになりました。
おかしく思った親は病院を変え、私は3人目の医者にかかることになります。

「うつ病」だけじゃない!うつの症状が出る精神疾患たち

3人目の医者は、私を「双極性障害」だと言いました。
実は、「うつ」という症状があったとしても一概に全てが「うつ病」だとは限らないのです。

私が医者から言われた「双極性障害」は、うつ病とはまた違う精神疾患です。
うつの症状の他にも「躁」といった、妙にテンションが跳ね上がり気が大きくなってしまう症状も併せ持っているのです。

他にも、統合失調症の方が「うつ」の症状が出るとよく聞きますね。

自分に合う薬の処方になるまで

同じ「うつ」の症状が出ても、症状や精神疾患やその人によって処方される薬は大きく変わっていきます
医者も手探りで患者の症状にあった薬を模索するわけです。
患者は何回も通って、的確に現状の症状を伝えなくてはなりません。

医者に通うことは治療のスタートラインに立っただけ。
症状が安定するのにも、医者とのコミュニケーションはとても重要です。
よく患者のことを知ってもらい、その患者にあった薬を処方されるまで、
長い道のりがあると行っても過言ではないでしょう。

酷い「うつ時期」を振り返って

現在私は、四人目の医者・病院に通っています。
まだまだ落ち込みや、正常な生活はまだまだ送れていない部分もありますが、今までよりはずっと穏やかに症状は変化してきました。

おかげさまでブログや他の発信活動などにもチャレンジできるようになっています。
ここまで約7年かかりました。
他の精神疾患の方と比べて、まだ良くなったほうだとは思います。

しかし、今になってやっと気づいたこともあります。

「うつ」は他人をも傷つけてしまう

よく、「うつ」になった人は「人の痛みがわかる」人になるという話はよく聞こえてきます。
そういう面ももちろんあると思いますが、時には「うつ」は他人をも傷つけてしまうと思うのです。

何も出来なくなってしまった自分を必要としてほしい
この不安で悲しい気持ちをわかってほしい

どうしてもそういった思いが出てくると思うのです。
しかし、うつは人を盲目にさせます。
独りよがりに思いをぶつけてしまったり、自分のマイナスの振る舞いで人に嫌な思いをさせてしまうこともあります

よく私は親に「うつがうつる」と言われるときがありました。
その時は悲しく、辛かったけれど、今思えばそう思われても仕方ないと思います。
やっぱり暗い話はあまり良い気分にはなりませんし…!

それでも相手のことに気づけない、暗いふるまいをやめられないときが沢山ありました。
うつというものは、やっぱり脳の異常であり、病気なんだなと改めて思います。

うつを経験して、向き合ってみて

うつを経験してよかった、なんてことは私は言えません
うつと戦って苦しんで過ぎた時間はもう戻ってこないので…

私の同級生の皆は、その間に学校を卒業し、社会に出て活躍しています。
それに比べて私は時間が止まったままの感覚で、年齢だけは重ねてしまいました。

細かな周期で訪れるうつや不安。
感情の激しい起伏、すぐ体調不良になり寝込んでしまうことなど、
一人前に自立した生活が遅れるようになるまでまだまだ遠い道のりです。

目指せ寛解!うつとの戦いは続く

生きている限り、なんとか生活していかなければなりません。
自分の症状や特性を理解し、管理できるようにならなければいけないと少しずつですが変わっていけたらと思っています。

おなじうつの精神疾患の中でも、希望の言葉があります。
それは、「寛解
寛解というのは、全治したとまでは言わないけれど、病状がおだやかに治まっていることを言うそうです。

世間にはうつ等の精神疾患を抱えていても、治療や本人の努力でうつと上手く付き合うことが出来ている方がいます。
それには長い時間をかけた治療や通院、家族や友人の協力、本人の努力が必要なのでしょうが、それでも先駆者がいるのは大変希望になりますね。

目指すは、寛解!

私もまだまだですが、前向きにこの疾患と生きていけたらと思います。

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